観天望気
「観天望気」と言う言葉は、あまり親しみがないかもしれません。けれど、「 夕焼けになれば明日晴れ」とか「ツバメが低く飛ぶと雨」「カエルが鳴くと雨」
などということわざは、誰しも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。 このように、自然現象をもとに、天気をうらなう(?)技を観天望気と言います
。
最近のTV天気予報は、コンピューター技術の向上とデータの蓄積により、 かつての「天気予報と○△×はあてにならない」と言われた時代に比べると遙かに正確になってきました。しかし漁師さんや、山登り・パラグライダーをする達人などは、広い範囲の漠然とした天気予報よりは、山や雲そして風を見てこれからの自分たちの行動を決めているそうです。
昔から言い伝えられてきた「ことわざ」の中には、迷信のようなものも有れば、結構科学的な裏付けができるものもあるようです。
天気は、我々の生活に必ず関わっているもの。これを自分の感性でつかむことができれば、もう毎日が楽しくなること請け合いです。あなたも自然を友達にできる観天望気を楽しんでみませんか。